普及版 字通 の解説
17画
[字訓] のえんどう・ばら・ぜんまい
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(微)(び)。〔説文〕一下に「なり。(あかざ)に似たり」とあって、野豌豆(のえんどう)をいう。(しようび)はばら、紫(しび)はさるすべり、白はふなばらそう、また、かこ。かこは、のえんどうの異名。方言にあこがある。(びけつ)はわらびをいう。
[訓義]
1. のえんどう。
2. ばら。
3. さるすべり。
4. ふなばらそう。
5. わが国では、ぜんまいをいう。
[古辞書の訓]
〔新字鏡〕 白なり。加古(かこ) 〔和名抄〕 和良比(わらび) 〔名義抄〕 ワラビ/ ワラビ
[熟語]
垣▶・花▶・歌▶・▶・▶・▶・省▶・▶
[下接語]
・采・山・紫・春・・・白・芳
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報