20世紀西洋人名事典 「ビョルンロンゲン」の解説
ビョルン ロンゲン
Bjørn Rongen
1906 -
ノルウェーの作家,児童文学作家。
1934年首都の大学で勉強する貧しい田舎出身の神学生を扱った「二つの学期」で文壇にデビュー。50年代になって多くの児童文学を書く。野性の熊にさらわれて育てられる少女を描いた「野性の少女アンネ」(’56年)、「人生のスラローム」(’61年)、苦しみ、悲しみにも負けずに生き抜こうとする強い意志を描いた「氷の山の五日間」(’59年)などが代表作品で、現代児童文学を代表する作家である。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報