現代外国人名録2016 「ビル・T.ジョーンズ」の解説
ビル・T. ジョーンズ
Bill T. Jones
- 職業・肩書
- 舞踊家,振付師 ビル・T・ジョーンズ/アーニー・ゼーン・ダンスカンパニー主宰
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1952年2月15日
- 出生地
- フロリダ州
- 専門
- モダンダンス
- 学歴
- ニューヨーク州立大学
- 受賞
- マッカーサー基金賞,トニー賞(ミュージカル振付賞)〔2007年・2010年〕「春のめざめ」「フェラ!」,オビー賞〔2007年〕「春のめざめ」
- 経歴
- 大学でクラシックバレエとモダンダンスを学ぶ。1970年代初め大学のキャンバスでダンサーのユダヤ人男性、アーニー・ゼーンと恋に落ち、その後17年間公私ともにパートナーであり続ける。’82年ビル・T・ジョーンズ/アーニー・ゼーン・カンパニーを設立して、パフォーミングアートを実践。’84年HIV感染の事実を告げられ、’88年ゼーンがエイズで亡くなった後も、ビル・T・ジョーンズ/アーニー・ゼーン・ダンスカンパニーの名称で活動を続ける。その後、自身もHIV感染者であることが判明。’92年から全米11都市で“生きるためのワークショップ”を主宰し、エイズや癌などの難病患者と対話を重ね、その模様をビデオに収録。’94年難病患者たちが対象のワークショップを素材にした新作「スティル/ヒア」を制作、フランスのリヨンを始め全米各地、日本で上演。近年はミュージカルでも活躍し、振付作品に「春のめざめ」「フェラ!」などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報