スティル(読み)すてぃる

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スティル」の意味・わかりやすい解説

スティル
Still, Andrew Taylor

[生]1828.8.6. バージニア,ジョーンズビル
[没]1917.12.12. ミズーリ,カークスビル
アメリカの医師。オステオパシーの創始者。すべての病気は,脊椎の関節付近の異常が原因であり,この異常を正しさえすれば,薬を用いなくても動脈復調主役となって病気はなおるというのが,その基礎理論である。 1849年医師となり,奴隷解放論者として南北戦争に従軍した。3人の子供を伝染病で失った体験から,正統医学のほかに病気をなおす方法を捜し,74年にオステオパシーの発想を得た。 92年にカークスビル最初のオステオパシー医学校 American School of Osteopathyを開設し,2年後オステオパシーの医学雑誌"The Journal of Osteopathy"を発刊した。

スティル
Still, Clyfford

[生]1904.11.30. ノースダコタ,グランディン
[没]1980.6.23. ニューヨーク
アメリカの画家。スポケーン大学,ワシントン州立大学で美術を学ぶ。 M.ロスコ,B.ニューマンらとともに第2次世界大戦後の色面派を代表する画家の一人。ニューマンらに比して,非定形なフォルムが多く見られるのが特色。主要作品『絵画』 (1951,ニューヨーク近代美術館) など。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「スティル」の意味・わかりやすい解説

スティル
すてぃる

スティール

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