ビレル・コトレ(読み)びれることれ(その他表記)Villers-Cotterets

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ビレル・コトレ」の意味・わかりやすい解説

ビレル・コトレ
びれることれ
Villers-Cotterets

フランス北部、エーヌ県の小都市。人口9839(1999)。ソアソンの南西23キロメートルに位置し、12世紀のフランス王の城塞(じょうさい)を起源とする。1539年、当地フランソア1世が、勅令裁判判決ラテン語にかわりフランス語を用いることを示した「ビレル・コトレの勅令」を発した。アレキサンドル・デュマ生誕死没の地で、墓地やデュマ博物館がある。第一次世界大戦の激戦地(1918)。

高橋 正]

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