20世紀西洋人名事典 「ピエールダニノス」の解説
ピエール ダニノス
Pierre Daninos
1913 -
フランスの小説家。
パリ生まれ。
ジャーナリストを経て、第二次世界大戦中に処女作「人間の血」を発表。戦後の’47年「神様の手帳」でアンテラリエ賞を受賞し、さらにイギリス人の見たフランスという形式の「トンプソン少佐の手帳」(’54年)で一躍有名になる。その後も「トンプソン少佐の秘密」(’56年)、「ブロット氏なる者」(’60年)、「トンプソン少佐の第二の手帳」(’73年)などユーモアと風刺を込めた多くの作品を発表。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報