20世紀西洋人名事典 「ピエールブノア」の解説
ピエール ブノア
Pierre Benoit
1886.7.16 - 1962.3.3
フランスの小説家。
元・文芸家協会会長。
別名Pierre‐Ferdinand‐Marie Benoit。
世界を旅行し、異国の歴史や地理、科学の資料を駆使した波乱万丈の小説が多い。1918年最初の小説「ケーニヒスマルク」で一躍有名になり、’19年アカデミー大賞を「アトランチィッド」で受賞。その後’20年「ドン・カルロスのために」、’23年「ラ・フェルテの令嬢」等を発表。戦前来日。’29年文芸家協会会長。’31年にはアカデミー・フランセーズ会員に選出された。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報