20世紀西洋人名事典 「ピオエマヌエリ」の解説
ピオ エマヌエリ
Pio Emanuelli
1888 - 1946
イタリアの天文学者。
ローマ教皇庁書記の家に生まれ、小さい時から天文学に興味を持つ。ローマ大学天文台の志願助手を経て、ローマ法王庁天文台員となり全天写真星図の仕事に貢献し、小惑星数個の軌道決定や相対性原理による太陽近傍の星の位置の変化の研究をする。又、エマヌエリの赤道座標から銀河座標への転換表は広く用いられる。その他科学史にも学識を持ち、多くの著書や論文を残す。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報