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赤道座標 せきどうざひょう equatorial coordinates

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

赤道座標
せきどうざひょう
equatorial coordinates

天球を規定する座標系の一つ。天球の北極を+90°,南極を-90°とし,赤道を0°とする赤緯と,北極,南極および春分点を通過する大円を0時とする赤経とを使って天体を位置づける方法。赤経は東回りに 15°を1時として,全周を 24時間で表わす。

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デジタル大辞泉の解説

せきどう‐ざひょう〔セキダウザヘウ〕【赤道座標】

天球上の天体の位置を表す座標の一。天の赤道春分点を基準にし、経度・緯度を赤経・赤緯として表す。

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百科事典マイペディアの解説

赤道座標【せきどうざひょう】

天の赤道面を基準にした天球の座標系。地球の緯度に対応するのが赤緯で,赤道を0°とし,北へは+,南へは−としてそれぞれ90°まで測る。経度に対応するのは赤経で,春分点を起点とし,西から東へ0〜24時まで時間単位で測る(角度の15°が1時間,15′が1分,15″が1秒)。
→関連項目春分点赤緯赤経天球

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世界大百科事典 第2版の解説

せきどうざひょう【赤道座標 equatorial coordinates】

赤道面を基準にとった球面座標で,赤道を緯度0゜としてはかり,北90゜が北極,南90゜が南極である。地球上では経度の原点をイギリスグリニジ天文台を通る大円にとってこの経度を0゜とし,この大円から東へはかった経度差を東経と呼び,西へはかったものを西経と呼んでいて,それぞれ180゜まである。国際測地学協会や国際天文学連合の規約によれば,西経を使用しないで,東経を360゜まで用いて地球上の経度を示すことになっている。

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大辞林 第三版の解説

せきどうざひょう【赤道座標】

天の赤道と春分点とを基準にして、天球上の天体の位置を表す座標。この座標の緯度・経度をそれぞれ赤緯・赤経という。赤緯は天の赤道から北を正、南を負としてそれぞれ90度まで測る。赤経は春分点から天の赤道に沿って東回りに0~360度まで測るが、通常は15度を1時間の割合で換算して時・分・秒で表す。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

赤道座標
せきどうざひょう

天球座標の一種。天の赤道と春分点を基準として天球上の天体の位置を表す。地球の経度・緯度と類似している。まず、緯度に相当する座標は、天の赤道から時圏(後述)に沿って天体まで測った角(度、分、秒などの単位の角度で表す)で、赤緯とよばれる。次に経度に相当する角であるが、赤道座標では赤経とよばれ、天の赤道上の一定点―春分点を起点として東回りに測る。詳しくいうと、天の南北両極(地球自転軸と天球との交点。天の赤道はこれらと90度離れたところを通る大円)と天体とを通る大円(時圏という)が天の赤道と交わる点まで赤道に沿って春分点から測った角が赤経である。赤道座標に付随して、時角、恒星時などがある〔にみるように、子午線とは、天の南北極と観測者の天頂とを通る大円〕。赤道座標はその特性上、天体の位置・運動の観測にもっとも便利なもので、宇宙の基本座標系として採用されている。ただし、歳差・章動のため、天の両極(したがって天の赤道)および春分点は時々刻々移動しており、天体がたとえ運動していなくても、その赤経・赤緯の数値は変わっていく。ゆえに赤道座標で恒星、星団、星雲、銀河などの位置を表すときは、「いつの赤道座標か」という特定の時点(これを「元期」という)を明らかにしておかなければならない。[大脇直明]
『長沢工著『日の出・日の入りの計算――天体の出没時刻の求め方』(1999・地人書館)』

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世界大百科事典内の赤道座標の言及

【球面天文学】より

…球面天文学は天文学の諸分野の中でもっとも早期に発達した基礎的分野であり,とくにすべての天文観測に直結している。 天球座標には観測者の地平線に固定された地平座標と,天球に固定されて天球とともに回転する赤道座標,黄道座標,銀河座標がある。黄道座標は太陽系天体の位置や運動を表すのに使われ,銀河座標は銀河系の研究に使われる。…

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