世界の観光地名がわかる事典 「ピラール砦」の解説 ピラールとりで【ピラール砦】 フィリピンのミンダナオ島最西端の、大都市ザンボアンガ(City of Zamboanga)にある城塞。スペイン人のイエズス会士、メルチョール・デ・ヴェラにより、モロ人の海賊やスールー王国の攻撃の防衛拠点として、1635年に建設が開始された。現在、この城塞の守備隊の衛所だった場所は、聖母マリアの祭壇が置かれたマリア聖堂となっており、ザンボアンガの文化的・歴史的なランドマークとして知られている。近くには国立博物館やパティオがある。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報