ファマチナ鉱(読み)ファマチナこう

最新 地学事典 「ファマチナ鉱」の解説

ファマチナこう
ファマチナ鉱

famatinite

化学組成Cu3SbS4,黄錫鉱族の鉱物ルソン銅鉱と連続固溶体をつくる。かつてstibioluzoniteと呼ばれた。正方晶系,空間群, 格子定数a0.538nm, c1.076, 単位格子中2分子含む。深桃褐色,金属光沢,塊状。劈開{101}良好,{100}明瞭,硬度3.5, 比重4.635(測定値),4.66(計算値)。反射光で桃色,集片双晶を示す。金銀銅鉱脈鉱床から黄鉄鉱硫砒銅鉱・安四面銅鉱・黄銅鉱・コベリン・閃亜鉛鉱輝蒼鉛鉱・自然銀・自然金・白鉄鉱・重晶石・石英などとともに産出。鹿児島県入来鉱山などから見いだされている。原産地のアルゼンチン,Sierra de Famatinaにちなみ命名

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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