フィシン(その他表記)ficin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フィシン」の意味・わかりやすい解説

フィシン
ficin

蛋白質分解酵素一種イチジクの茎の乳汁に含まれ,名前もその属名 Ficusにちなむ。同じく植物性の蛋白質分解酵素であるパパイン類似点が多い。ペプチド分解作用のほかにエステラーゼ作用,アシルアミノ酸アニリド合成作用,ペプチド転移反応も行う。検定には合成基質も用いる。フィチンとは,まったく異なる。

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栄養・生化学辞典 「フィシン」の解説

フィシン

 システインプロテアーゼ一つで,イチジクの乳液にある.食品工業で利用される.

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