20世紀西洋人名事典 「フィリップスーポー」の解説
フィリップ スーポー
Philippe Soupault
1897.8.2 - 1990.3.12
フランスの詩人,作家。
シャビル生まれ。
1917年処女詩集「水族館」を発表しアラゴンらと若き前衛グループを形成。’19年ブルトンと自動記述の実験を行い「磁場」(’20年)を発表。’20年からダダ運動、後にはシュルレアリスム運動に参加、やがて次第に離反し独自のジャーナリスティックな活動へと移行。小説「善き使徒」、「流れのままに」(共に’23年)、「殺戮者の時」(’45年)等の作品がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報