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自動記述 じどうきじゅつ

百科事典マイペディアの解説

自動記述【じどうきじゅつ】

意識や技術の支配を受けずに,できるだけ速く自動的に文章を書いたり造形する行為のこと。1919年ブルトンによって創始され,シュルレアリスムの方法的原理の一つとなった。
→関連項目フロッタージュマッソン

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世界大百科事典 第2版の解説

じどうきじゅつ【自動記述 écriture automatique[フランス]】

1919年,フランスの詩人ブルトンによって創始され,シュルレアリスム運動発足の前提となった実験的記述法。道徳上,美学上のあらゆる先入主を捨て,しかもあらかじめ何を書くかをいっさい考えずに,できるだけ速く,自動的に,文章を書き進めてゆく行為を言う。精神病理学の診察法にこれと似たもの(自動書記)があり,もと精神科の医学生だったブルトンがその方法を参考にしたことは確かだが,しかし,書くという行為そのものを問い直す文学的意図を伴っていた点で,後者とは異なる。

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世界大百科事典内の自動記述の言及

【自由連想法】より

…こんにち広く行われている精神分析的精神療法psychoanalytic psychotherapyにおいては,ソファを用いない対面面接を行っているが,患者に自在に語らせるという自由連想法の基本方針はそのまま踏襲されている。なおフロイトの自由連想法は,シュルレアリスムにおける自動記述の方法に多大の影響を与えたともいわれる。【下坂 幸三】。…

【シュルレアリスム】より

…1920年代のはじめにフランスの詩人ブルトンらによって開始された文学・芸術上の運動,およびその思想・方法等を指す。発端は1919年に彼とスーポーとが試みたいわゆる〈自動記述(オートマティスム)〉(《磁場》1920)にある。この実験の結果,思考の純粋かつ原初的な姿に触れうると信じた彼らは,アラゴン,エリュアールらとともに,その確信にもとづく新しい思想と運動の可能性を探りはじめた。…

※「自動記述」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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