20世紀西洋人名事典 「フェルナンレジェ」の解説
フェルナン レジェ
Fernand Léger
1881.2.4 - 1955.8.17
フランスの画家。
アルジャンタン(ノルマンディ)生まれ。
1911年ころからキュピスムの運動に参加し、やがて機械文明のダイナミズムにひかれ、力強い造型性を特色とする作品を生む。’21〜22年スウェーデン・バレエ団の舞台意匠、’23〜24年映画「バレエ・メカニック」、’37年パリ万博のための大壁画「軍隊輸送」’51年オータンクール教会のステンド・グラスとタピスリー制作など、多面的な活動を行う。主な作品に「森の中の裸婦」(’10年)、「青衣の女」(’12年)、「アダムとイブ」(’35〜39年)、「ルイ・ダビッド讃」(’48年)。著書に「絵画の機能」(’65年)がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報