フセヴォロドイワーノフ(その他表記)Vsevolod Vyacheslavovich Ivanov

20世紀西洋人名事典 「フセヴォロドイワーノフ」の解説

フセヴォロド イワーノフ
Vsevolod Vyacheslavovich Ivanov


1895.2.24 - 1963.8.13
ソ連の小説家。
セミパラチンスク州生まれ。
小学校卒業後、転々職業を変えながら国内各地を放浪し、革命直後国内戦に参加する。ゴーリキーの紹介で文学グループ「セラピオン兄弟」のメンバーとなり、中編「パルチザン」(1921年)、「装甲列車14-69」(’22年)でソビエト文学初期を代表する一人となる。’27年「装甲列車14-69」は劇化され古典的名作となる。戦乱なかに躍動する素朴な民衆の姿を生き生きと描いた革命の文学である。他の作品に「ある托鉢僧の冒険談」(’35年)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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