フュッセン(読み)ふゅっせん(その他表記)Füssen

デジタル大辞泉 「フュッセン」の意味・読み・例文・類語

フュッセン(Füssen)

ドイツ南部、バイエルン州都市アルプス北麓、レッヒ川沿いに位置し、中世には交易要衝として発展近郊にある二つの城、ノイシュバンシュタイン城ホーエンシュバンガウ城が広く知られている。ロマンチック街道の南の起点

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「フュッセン」の意味・わかりやすい解説

フュッセン
ふゅっせん
Füssen

ドイツ南部、バイエルン州、オーストリアとの国境に接する都市。人口1万4000(1993)。8世紀にスイスのザンクト・ガレンからきた宣教師によって、町の基礎がつくられた。アルプス北麓(ほくろく)、レッヒ川沿いに位置し、中世の交易路の要地として発展した。その後衰退したが、19世紀末にレッヒ川の急流を利用して建設された麻工場が一時この町を再興した。ウュルツブルクとの間を結ぶいわゆる「ロマンチック街道」の南の起点で、夏の保養地として知られるほか、近くにホーエンシュバンガウ城、ノイシュバーンシュタイン城という二つの名城があり、その観光基地ともなっている。

[石井英也]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む