20世紀西洋人名事典 「フランクウェーデキント」の解説
フランク ウェーデキント
Frank Wedekind
1864 - 1918
ドイツの劇作家。
ハノーバー生まれ。
高等学校卒業後、新聞記者、会社の宣伝部長、サーカス団秘書などと職を転々とした後、作家生活に入った。やがて、演劇界に足を踏み入れ、イプセン劇場、ドイツ劇場などで俳優として舞台に立ちながら作品を書いた。作品は思春期の少年少女の性の問題を扱った「春の目ざめ」(1891年)、「地霊」(1895年)、「パンドラの箱」(1904年)など性を題材としている。日本においては「春の目ざめ」が訳され上演されている。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報