20世紀西洋人名事典 「フランクホイットル」の解説
フランク ホイットル
Frank Whittle
1907.6.1 -
英国の航空技術者。
元・BOAC英国海外航空技術顧問。
コベントリー生まれ。
機械工の息子として生まれ、1923年空軍の見習となり、’29年空軍の教官となる。’32年ケンブリッジ大学機械学科を主席で卒業し、’48年空軍を引退。ジェットエンジンの発明で有名で、’48年ナイトに叙せられ、政府から10万ポンドの賞金を送られたほか、’50年にラムフォード・メダル、’56年には米国からフランクリン・メダルを贈られた。この間’48〜52年までBOAC英国海外航空技術顧問を務めた。その後ロールス・ロイス社技術顧問などを経て、78年から米海軍兵学校研究教授。主著に「The Story of a Pioneer」(’53年)がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報