現代外国人名録2016 「フランソワジラール」の解説
フランソワ ジラール
François Girard
- 職業・肩書
- 映画監督
- 国籍
- カナダ
- 生年月日
- 1963年
- 出生地
- ケベック州
- 受賞
- ジェニー賞最優秀監督賞〔1993年〕「グレン・グールドをめぐる32章」,サンパウロ国際映画祭審査員特別賞「グレン・グールドをめぐる32章」,東京国際映画祭最優秀芸術貢献賞〔1998年〕「レッド・バイオリン」
- 経歴
- 大学でコミュニケーションを学んだ後、1984年ソーン・プロダクションを設立し、ダンスを主題にした映画やビデオクリップを手がける。’90年「Cargo」で長編映画監督デビュー、’93年「グレン・グールドをめぐる32章」はジェニー賞最優秀監督賞のほか4部門を受賞、インディペンデント・スピリッツ賞にノミネートされ、国際的評価を得る。’98年第3作「レッド・バイオリン」ではジェニー賞8部門を制し、東京国際映画祭最優秀芸術貢献賞を受賞。2007年イタリアの作家アレッサンドロ・バリッコ原作の日・加・伊合作映画「シルク/SILK」を10年ぶりに監督。また、短編やドキュメンタリー、テレビ映画を製作する傍ら、カナディアン・オペラ・カンパニーの依頼でオペラの演出も手がける。2007年には東京ディズニーリゾートに誕生した日本初のシルク・ドゥ・ソレイユ(太陽のサーカス)の常設劇場の演出も担当。2011年井上靖の小説「猟銃」を舞台化し、モントリオールや東京で公演。またニューヨークのメトロポリタン歌劇場でワーグナーの「パルシファル」を演出。他の監督作品に、映画「ボーイ・ソプラノただひとつの歌声」などがある。1999年来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報