現代外国人名録2016 「フランソワ・マリバニエ」の解説
フランソワ・マリ バニエ
François-marie Banier
- 職業・肩書
- 写真家,作家
- 国籍
- フランス
- 出生地
- パリ
- 経歴
- ハンガリー系フランス人の裕福な家庭に生まれ、パリ16区の高級住宅地パッシーで育つ。18歳の時書いた小説「セカンド・ハウス」が注目され、ラディゲの再来ともてはやされる。1970年代から広く名を知られ、その後も小説「パセ・コンポゼ」や戯曲などの文学作品を発表。一方、10代の頃からミッテラン、ダリ、ホロビッツら多くの著名人と親交を深め、プライベートな一面をカメラに収めて個人的な資料として保存。’92年ポンピドー・センターで開かれた写真展で写真家として脚光を浴び、アーティストたちの素顔を鋭く捉えたポートレートが話題となる。被写体の内面をより深く表すため、プリントした写真の上に文字や絵を重ねる手法も手掛ける。写真集に「I Missed You」など。’94年、2000年東京で写真展を開催。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報