20世紀西洋人名事典 の解説
フラーンシス・ハーバード ブラッドリー
Francis Herbert Bradley
1846.1.30 - 1924.9.18
英国の哲学者。
元・オックスフォード大学教授。
クラパム生まれ。
文学者A.C.ブラッドリの兄で、オックスフォード大学卒業後、1870年から母校マートン・カレッジの特別研究員となる。師T.H.グリーン、ヘーゲルの影響を受け、絶対的観念論哲学を提唱、絶対的実在は一切の思惟を超越した直接的経験にあると主張、1876年「倫理学研究」、1893年「仮象と実在」、1914年「真理および実在論集」等の著書がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報