20世紀西洋人名事典 「フリッツタヴロヴ」の解説
フリッツ タヴロヴ
Frits Thaulow
1847.10.20 - 1906.11.5
ノルウェーの画家。
クリスチャニア生まれ。
コペンハーゲン、カールスルーエ、パリで学び、1880年に帰国。クローグらと自然主義運動の先頭に立ち、’83〜84年クリスチャニアの近郊モードゥムに野外アカデミーを設し、多彩な印象主義的技法で雨、雪、夜などの冬景色、川景色を描いた。晩年は外光派から脱した作品を手がけ、海外で過ごし、オランダのフォレンダムで死去した。代表作には「パリのラ・マドレーヌ」(’93年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報