ブルーグマン(読み)ぶるーぐまん(その他表記)Karl Brugmann

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ブルーグマン」の意味・わかりやすい解説

ブルーグマン
ぶるーぐまん
Karl Brugmann
(1849―1919)

ドイツの言語学者。1870年代以降ライプツィヒを中心に活躍した青年文法学派の中心的な人物で、ライプツィヒ大学教授(1887~1919)などを歴任した。オストホーフHermann Osthoff(1847―1909)とともに刊行した雑誌『Morphologische Untersuchungen』の創刊号(1878)に掲げた「序文」は、「例外のない音法則」と「類推」を二大原則とする新しい学派の宣言書として有名である。また、インド・ヨーロッパ語学のいまでも重要な雑誌『Indogermanische Forschungen』(1892~ )も彼の創刊になる。インド・ヨーロッパ語の領域で幅広く精力的に研究活動を行い、著書・論文の数400を超す。最大の主著はデルブリュックとともに刊行した『Grundriß der vergleichenden Grammatik der indogermanischen Sprachen』の前半の音論と形態論2巻(改版1892~1916)で、この分野の研究の集大成である。

[松本克己 2018年7月20日]

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