ブートニア(読み)ぶーとにあ(その他表記)boutonniere

翻訳|boutonniere

デジタル大辞泉 「ブートニア」の意味・読み・例文・類語

ブートニア(boutonniere)

襟元ボタン穴にさす花飾り

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ブートニア」の意味・わかりやすい解説

ブートニア
ぶーとにあ
boutonniere

背広など上着の襟のボタンホールに挿す花、または小さな花束。もともと上着の襟のボタン・ホールは、花を挿すためにかがられたもので、昔はフラワー・ホールflower holeとよばれ、この穴に花を飾った。昔も今も、男性がこのフラワー・ホールにカーネーションバラを一輪飾ったりする光景は、結婚式などでみられる。新郎新婦の手にする花束と同じ花を飾ったり、色直しのときなど、花嫁がドレスにマッチする花束を持つが、その場合も新郎は同じ花を上着のラペル(下襟)のフラワー・ホールに飾ったりする。

[市川久美子]

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