プエブロビエホ鉱山(読み)プエブロビエホこうざん

最新 地学事典 「プエブロビエホ鉱山」の解説

プエブロビエホこうざん
プエブロビエホ鉱山

Pueblo Viejo mine

ドミニカ共和国中央部にある金銀鉱山。高硫化系の浅熱水性金銀鉱床としては世界最大で,560tの金と2,900tの銀を含有。白亜紀前期のスピライト・ケラトファイアーから構成されるLos Ranchos層にダイアトリームが生成。マールは直径約2km, 深さ300m以上で,上部の湖底堆積物は有機物に富む。マールを中心に広く石英・パイロフィライト・カオリナイト明ばん石黄鉄鉱からなる高度粘土変質帯が発達。周囲はプロピライト変質。複数の金銀鉱体がマールの縁に生成。初生鉱化は黄鉄鉱を主とした金属鉱物が鉱染・縞状・細脈状に分布閃亜鉛鉱硫砒銅鉱・安四面銅鉱・方鉛鉱・輝銀鉱・エレクトラム・テルル鉱物を伴う。1975~90年に上部の酸化鉱石4,700万tを採掘。下部に残存する初生含金硫化鉱は約1億tといわれるが,微粒の金が黄鉄鉱中にあるため処理法の開発が必要。品位はMoore鉱体で酸化鉱Au3.8ɡ/t, Ag21ɡ/t, 硫化鉱Au3.5ɡ/t, Ag19ɡ/t。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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