プチグマティック褶曲(読み)プチグマティックしゅうきょく

最新 地学事典 「プチグマティック褶曲」の解説

プチグマティックしゅうきょく
プチグマティック褶曲

ptygmatic fold

岩脈の著しい褶曲状態を示す用語で,軸面の配列は必ずしも一定ではなく,個々の褶曲が鋭角的形態を示すもの。片麻岩・ミグマタイト中の石英・長石脈にふつうにみられる褶曲。このような脈をプチグマティック脈という。J.J.Sederholm(1907)によって初め片麻岩などが溶融することによって生ずる褶曲の意味に用いられたが,のちに(1913年)アーテライト中の岩脈の不規則な褶曲状態を示す用語とされた。今日では,その形成機構・母岩の性質などに関係なく,岩脈の褶曲形態の記載用語の一種である。一般にプチグマティック褶曲にみられる歪み状態は,座屈褶曲に特有なもの,特に褶曲作用の進んだ段階のものに対応する特徴をもつので,その起原は横圧力を受けた岩脈の座屈不安定にあるとされている。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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