プレア-ヴィヒア寺院(読み)プレアヴィヒアじいん

世界遺産詳解 「プレア-ヴィヒア寺院」の解説

プレアヴィヒアじいん【プレア-ヴィヒア寺院】

2008年に登録されたカンボジアの世界遺産(文化遺産)。タイとの国境のダンレック山地内に位置する。ヒンドゥー教シヴァ神に捧げられた寺院で、9世紀末にヤショーヴァルマン1世によって建設され、11世紀前半、クメール王朝のスーリヤヴァルマン2世の時代に増築されたといわれている。交通の便に恵まれていない、国境に近い遠隔地にあるため、保存状態は良好である。断崖のある岬など、周囲の自然環境と、寺院としての宗教的目的に適合していて、レリーフ装飾傑作といわれている。◇英名はTemple of Preah Vihear

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む