最新 地学事典 の解説
プレス-ユーイングがたじしんけい
プレス-ユーイング型地震計
Press-Ewirig seismograph
コロンビア型地震計ともいわれる長周期の電磁式地震計。最初(1953)カリフォルニアのパサデナに設置されたが,1957年7月からの国際地球観測年に遠地地震観測用として,世界中の8ヵ所(そのうちの1ヵ所が筑波の東大地震研究所観測点)に設置されて優れた性能を発揮。その後,世界標準地震計の一つとして,世界の約120点に設置された。振子の周期は上下動とも15sec。上下動は長さゼロのばねを用いたラコストづりで,気圧変動による浮力の変化でおもりが動かないように,それを補償する中空のガラス球がついている。電流計の周期は90~100secで,大型の感光紙に写真記録される。倍率は300~6,000倍。参考文献:M.Ewing et al.(1953) Trans. Am. Geoph. Union, Vol.34
執筆者:三東 哲夫
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

