コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

電流計 でんりゅうけいammeter

翻訳|ammeter

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

電流計
でんりゅうけい
ammeter

電流の大きさをはかる計器直流用と交流用に大別される。前者は可動コイル型計器,後者は可動鉄片型計器が多い。電流力計型計器,熱電型計器などは交直両用である。測定すべき回路の状態を乱さないために,電流計の内部抵抗は回路の抵抗に比べて小さくする必要がある。大電流を測定するときには分流器を併用し,微小電流の測定には検流計を用いる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディアの解説

電流計【でんりゅうけい】

アンメーターとも。電流を測る計器。固定界磁中(界磁)に可動コイルを設け,コイルに被測定電流を流すと,電流の大きさに比例してコイルが回転することを利用した可動コイル型電流計が一般的。
→関連項目電圧計

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

でんりゅうけい【電流計 ammeter】

電流の測定に用いられる計器。アンメーターとも呼ぶ。電流計として回路に挿入した場合,電圧降下が小,すなわち内部抵抗が小さいことが望ましい。直流用には可動コイル型,交流用には可動鉄片型が多く用いられる。可動部のメーターを基として,測定範囲を拡大するには,直流の場合,並列抵抗すなわち分流器を付加,交流の場合変流器を用いる。分流器または変流器をつけることにより,メーターの測定範囲を超えて使用することができる(図)。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

でんりゅうけい【電流計】

電流の大きさを測定する計器。電流の磁気作用や熱作用を応用したものがある。アンメーター。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

電流計
でんりゅうけい
ammeterampere meter

直流あるいは交流の電流を測定する計器。理想的には計器内部での電圧降下が0であることが望ましいので、その内部インピーダンスがきわめて小さくなっている。
 直流電流計には、一般に可動コイル型とよばれている計器が用いられている。これは、均一磁界中に置かれたコイルには、そのコイルに流れる電流に比例する回転トルクが発生するという原理に基づいている。このコイルにはスプリングと指針が取り付けられており、コイルとスプリングのトルクが平衡したときコイルは静止し、その回転角は電流に比例することになるので、指針が示す目盛りによって電流が測定されるようになっている。
 交流電流計としてもっとも一般的なものは可動鉄片型とよばれている計器である。原理は、測定電流が流れるコイルによって発生する磁界の中に、一方は固定で他方が回転できるようになっている二つの鉄片を配し、それらが反発あるいは吸引するトルクを利用している。交流電流計には、このほか、直列接続された一方が固定で他方が可動の2種の空心コイル相互間に働く力を利用する電流力計型計器、また熱線に測定電流を流しその熱線に接合した熱電対に直流計器を接続した熱電対型計器、あるいは整流器と直流計器を組み合わせた整流型計器などが利用されている。
 計器固有の電流範囲より大きい電流を測定するための電流計には、直流の場合、計器固有の電流以外の電流を分流させるための抵抗器(分流器)が並列接続されており、交流に対しては同一鉄心に巻かれたコイルによって電流の大きさを変換する変流器を利用している。
 デジタル電流計は、内蔵の標準抵抗器に測定電流を流し、そこにおける電圧降下をデジタル測定することによっている。[山崎修快]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

電流計の関連キーワードウィリアム・デュ・ボワ ダッデルウィレム アイントホーフェンA. アーソンヴァルアイントホーフェンクランプメーターエイントーフェンポッゲンドルフボルタメーターQメーターコールラウシュリップマン自記温度計ジュール熱精神電流計正接電流計ウェーバー交流電圧計架線電流計電気計器アンペア

今日のキーワード

だまされたふり作戦

「振り込め詐欺」に代表される特殊詐欺事件の警察による捜査手法の一つで、振り込め詐欺と思われる不審な電話があった時、被害者が協力してだまされたふりをし、容疑者の電話番号、振込先、訪問時間などを聞き出し、...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android