イギリスの詩人シェリーの詩劇。四幕。1820年刊。アイスキロスの『縛られたプロメテウス』に基づいているが、この人類の擁護者が原作のように妥協をせず、どこまでも秘密を明かさないため、ついに圧制者ゼウスは奈落(ならく)に落ち、地上に愛と自由の理想郷が実現するというテーマ。社会改革の理想がプロメテウス神話という絶好の媒体を得て、宇宙論的な広がりと奥行をもつ壮大な叙事詩に結晶したもので、シェリーの想像力の特質が余すところなく生かされている。
[上島建吉]
『石川重俊訳『縛を解かれたプロミーシュース』(岩波文庫)』
機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...