イギリスの詩人シェリーの詩劇。四幕。1820年刊。アイスキロスの『縛られたプロメテウス』に基づいているが、この人類の擁護者が原作のように妥協をせず、どこまでも秘密を明かさないため、ついに圧制者ゼウスは奈落(ならく)に落ち、地上に愛と自由の理想郷が実現するというテーマ。社会改革の理想がプロメテウス神話という絶好の媒体を得て、宇宙論的な広がりと奥行をもつ壮大な叙事詩に結晶したもので、シェリーの想像力の特質が余すところなく生かされている。
[上島建吉]
『石川重俊訳『縛を解かれたプロミーシュース』(岩波文庫)』
立春から数えて 88日目で,現行暦では5月2日頃にあたる。八十八夜を過ぎればもはや晩霜も終りになるので,農家ではこれを種まきや茶摘み,その他の農作業開始の基準としている。日本では明暦3 (1657) ...