イギリスの詩人シェリーの詩劇。四幕。1820年刊。アイスキロスの『縛られたプロメテウス』に基づいているが、この人類の擁護者が原作のように妥協をせず、どこまでも秘密を明かさないため、ついに圧制者ゼウスは奈落(ならく)に落ち、地上に愛と自由の理想郷が実現するというテーマ。社会改革の理想がプロメテウス神話という絶好の媒体を得て、宇宙論的な広がりと奥行をもつ壮大な叙事詩に結晶したもので、シェリーの想像力の特質が余すところなく生かされている。
[上島建吉]
『石川重俊訳『縛を解かれたプロミーシュース』(岩波文庫)』
1 多数の語を集録し、一定の順序に配列して一つの集合体として、個々の語の意味・用法、またはその示す内容について記したもの。語のほかに接辞や連語・諺なども収める。また、語の表記単位である文字、特に漢字を...