普及版 字通 の解説
15画
[字訓] きよめる・あらう
[説文解字]
[字形] 形声
声符は敝(へい)。〔説文〕十一上に「水中に於て絮(わた)をつなり」とあり、水中で絮をあらいうつ意。〔方言、十二〕に「むるなり」という。また(へいへい)は魚の泳ぐさま、波うつさま、波のうちあうさま。みな擬声語である。
[訓義]
1. 水中でわたをうつ、わたをうちあらう、きよめる。
2. 魚がぴちぴちおよぐ。
3. 波うつ、波がうちあう。
4. 波たてて流れる、疾く音たてて流れる。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 ウゴク 〔字鏡集〕 タナビク・タダヨフ
[熟語]
▶・洌▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報