ヘテロドンタス(その他表記)Heterodontus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヘテロドンタス」の意味・わかりやすい解説

ヘテロドンタス
Heterodontus

軟骨魚綱ネコザメ科の模式属。現生種は日本近海にも 2種みられるが,ヨーロッパニュージーランドオーストラリアの古第三系漸新統,新第三系中新統から化石が知られている。きわめて原始的なサメで,上顎頭蓋との関節仕方デボン紀から石炭紀の絶滅目である枝鮫類(側鰭類)や石炭紀からペルム紀の魚切類に似ている。「生きている化石」の一つ。(→ネコザメ

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む