ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヘテロドンタス」の意味・わかりやすい解説 ヘテロドンタスHeterodontus 軟骨魚綱ネコザメ科の模式属。現生種は日本近海にも 2種みられるが,ヨーロッパ,ニュージーランド,オーストラリアの古第三系漸新統,新第三系中新統から化石が知られている。きわめて原始的なサメで,上顎と頭蓋との関節の仕方がデボン紀から石炭紀の絶滅目である枝鮫類(側鰭類)や石炭紀からペルム紀の魚切類に似ている。「生きている化石」の一つ。(→ネコザメ) 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by