ヘモグロビンA1c(読み)へもぐろびんえーわんしー

生活習慣病用語辞典 「ヘモグロビンA1c」の解説

ヘモグロビンA1c(HbA1c)

HbA1c(ヘモグロビン A1c) とは赤血球の中にある酸素を運ぶヘモグロビンに血液中の糖が結合したもの。過去1-2か月間の平均血糖値を表します。通常血糖値は変動が激しいので、病院で一時的に調べた血糖だけではその人の糖尿病の状態 をみることはできません。そこで過去の血糖値を反映するHbA1cが糖尿病のコントロール指標によく利用されます。QUPiOではこの値が4.3%以上5.6%未満を正常値としています。

出典 あなたの健康をサポート QUPiO(クピオ)生活習慣病用語辞典について 情報

栄養・生化学辞典 「ヘモグロビンA1c」の解説

ヘモグロビンA1c

 グリコシルヘモグロビン,グルコヘモグロビン,糖化ヘモグロビンともいい,ヘモグロビンAのβ鎖のN末端アミノ酸基にグルコールがシッフ塩基の形で共有結合しているもの.血中ヘモグロビンの5%程度を占める.糖尿病で増加するので,その指標となる.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む