デジタル大辞泉 「ヘリコン山」の意味・読み・例文・類語 ヘリコン‐さん【ヘリコン山】 《Helikōn/Ἑλικών》ギリシャ中部、ボイオティア地方にある連山。最高峰は標高1748メートル。詩と音楽の女神ミューズを祭るアガニッペとヒッポクレーネという二つの泉があることで知られる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヘリコン山」の意味・わかりやすい解説 ヘリコン山へりこんさんHelikon ギリシアのボイオティアからフォキス地方にまたがる連山。最高峰は約1750メートル。古代には薬草の産地として知られ、ゼウスやポセイドンの聖所もあったが、それらにもまして、詩と音楽の女神であるミューズたちの住む山として名高い。この山の南麓(なんろく)にあるアスクラに生まれたヘシオドスは、ミューズたちから霊感を受けて詩人となったが、ミューズの森の下にあるアガニッペの泉の水を飲んだ者も、詩的霊感を得るとされた。女流詩人コリンナの詩の断片は、ヘリコン山がキタイロン山と歌を競って敗れたという伝説を伝えている。[中務哲郎] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヘリコン山」の意味・わかりやすい解説 ヘリコン山ヘリコンさん 「エリコン山」のページをご覧ください。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by