ヘレニウム(読み)へれにうむ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヘレニウム」の意味・わかりやすい解説

ヘレニウム
へれにうむ
[学] Helenium

キク科(APG分類:キク科)ヘレニウム属の総称。耐寒性の一年草または多年草で、アメリカ大陸に約40種分布する。そのなかで北アメリカ原産の3種が、おもに切り花、花壇用に栽培される。アウタムナーレ種H. autumnale L.は多年草で、和名ダンゴギク。高さ約1.5メートル、葉は広披針(こうひしん)形で長さ約15センチメートルに達する。花が半球状に咲くことから和名がついた。花期は7~10月。多数の品種があり、花色は黄、赤、赤褐色、花形大輪と小輪がある。ビゲロビー種H. bigelovii A.Gray.は多年草で、和名ヤハズダンゴ。花色は黄または赤褐色である。フレクスオーサム種H. flexuosum Raf. var. nudiflorum Nutt.は多年草で分枝が多い。花色は赤紫、黄、褐紫色。

 いずれも栽培は容易で、土質を選ばない。日当りと排水のよい場所でつくる。繁殖は株分けまたは実生(みしょう)による。

[岡田正順 2022年4月19日]


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