山川 世界史小辞典 改訂新版 「ヘレロ‐ナマ蜂起」の解説
ヘレロ‐ナマ蜂起(ヘレロ‐ナマほうき)
Herero-Nama
ヘレロ‐ドイツ戦争ともいう。1904年1月にドイツ領南西アフリカでヘレロ人の最高首長サミュエル・マハレロ主導で起きた対ドイツ帝国戦争。ゲリラ戦にてこずったドイツ軍は8月に将軍トロータのもと,絶滅作戦を展開した。9月に従来敵対関係にあったナマ人もヘレロ人側について参戦,鎮圧されて07年3月で終結。捕虜は強制労働,多数の犠牲者が出た。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報