へんせん

精選版 日本国語大辞典 「へんせん」の意味・読み・例文・類語

へん‐せん【

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 よろめくさま。ふらふらとたちめぐるさま。舞うさま。
    1. [初出の実例]「来遊相陽、翁自」(出典:宝覚真空禅師録(1346)坤・祭晦岩禅門)
    2. 粉蝶自在に戯れて」(出典:春窓綺話(1884)〈高田早苗・<著者>坪内逍遙・<著者>天野為之訳〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「へんせん」の読み・字形・画数・意味

】へんせん

めぐりゆく、。宋・軾〔後の赤壁の賦〕一士をむ。として、臨皋の下(もと)を(よぎ)り、予(われ)に揖(いふ)して言ひて曰く、赤壁のは、樂しかりしかと。其の姓名を問ふに、俛(ふ)して答へず。

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】へんせん

空を飛ぶさま。

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浅】へんせん

浅薄。

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【編】へんせん

編集して著作する。

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