20世紀西洋人名事典 の解説
ヘンリッチ・ウィルヘルム・カール クノー
Heinrich Wilhelm Carl Cunow
1862 - 1936
ドイツの経済学者,社会学者,人類学者。
元・ベルリン大学教授。
シュウェーリン生まれ。
1917年〜23年にかけて、ドイツ社会民主党の機関誌「ノイエ・ツァイト」の編集に携わる。第一次世界大戦後のドイツ革命で樹立されたワイマール共和国のもとで、’19年ベルリン大学教授に迎えられ、また、民族博物館長も兼任するが、後にナチスに追われた。主な著書に「婚姻及家族の原史について」(’12年)、「マルクスの歴史・社会および国家理論」(2巻、’20〜21年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報