20世紀西洋人名事典 「ヘンリロシュフォール」の解説
ヘンリ ロシュフォール
Henri de Rochefort-Lucay
1831 - 1913
フランスのジャーナリスト,政治家。
共和主義の立場から第二帝政を批判し続け、1868年「ランテルヌ」紙を創刊、帝政攻撃のゆえに発刊停止となり、禁固刑を受け、ブリュッセルに亡命する。1869年帰国、「マルセイエーズ」紙を発刊、反帝政諸グループを結集し、立法院選挙に立候補して代議士となり院内院外で反帝政運動の中心人物となった。1870年国防政府の閣僚となり、1871年国民議会選挙で議員に選出、プロイセンとの休戦が調印されると辞任。1872年ニューカレドニアに流刑、1874年脱出、1880年恩赦により帰国する。1885年再び代議士に選出、反ドレフュス派となり民衆の支持を失う。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報