20世紀西洋人名事典 「ヘンリーアンドワエ」の解説
ヘンリー アンドワエ
Henri Andoyer
1862 - 1929
フランスの天体力学者。
元・ソルボンヌ大教授。
1887年月の軌道論で博士号を取得。その後経度局のメンバーとなりフランス航海暦の編集にあたる。天体力学の研究に専念し1890年「天体力学の一般定式」、1902年「振動方程式の計算」、1903年「木星の倍の速度をもつ小惑星の理論」1906年「平衡点近傍でのn体問題の周期解」等の貢献をした。暦の計算法、特に月の運動の近似法を開発し、1915年から3年間で15桁の三角関数表を作った。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報