20世紀西洋人名事典 「ヘンリー・N.ラッセル」の解説
ヘンリー・N. ラッセル
Henry Norris Russell
1877.10.25 - 1957.2.18
米国の天文学者。
元・プリンストン大学教授,元・プリンストン大学天文台台長。
ニューヨーク州生まれ。
1897年プリンストン大学卒業後、カーネギー財団の援助でケンブリッジ大学に留学する。帰国後、1905年母校のプリンストン大学の講師となり、’11年同大学教授に就任、’12〜47年には同大学天文台台長も兼任。この間、’34〜37年にはアメリカ天文学会長を務める。ヘルツシュプルング=ラッセル図の発案者として知られるほか、スペクトルの分析による太陽・恒星大気の研究、恒星進化論、太陽系起源論など多大な業績を残す。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報