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恒星進化論 こうせいしんかろん

大辞林 第三版の解説

こうせいしんかろん【恒星進化論】

恒星の一生についての説。現在は、星雲でできたグロビュールが各々内部で核融合反応を起こして恒星となり、主系列星として一生の大部分を過ごしたあと、巨星へと進み、最後は質量の大きいものはブラック-ホールや中性子星に、小さいものは白色矮星になると考えられている。

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世界大百科事典 第2版の解説

こうせいしんかろん【恒星進化論 theory of stellar evolution】

恒星が進化するという考えは19世紀からあって,ケルビンヘルムホルツの収縮説と呼ばれていた。すなわち,星は光としてエネルギーを失うにつれて,自分自身の重力(万有引力)によって収縮し,半径の大きい巨星から,半径の小さい矮星(わいせい)へと変わっていくというのである。しかし20世紀前半から恒星内部構造論が展開されるようになり,1940年ころになって,恒星のエネルギー源原子核反応によるものであることがわかるに至り,恒星進化の道筋は,むしろ矮星から巨星へという方向に書き換えられることになった。

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世界大百科事典内の恒星進化論の言及

【天文学】より

…密度波理論以外にも,連鎖反応的な恒星形成と銀河の差動回転との組合せによって渦巻腕を作るという考えもある。
[恒星進化論]
 渦巻腕の中に大きな星間雲ができ,凝縮が進んで濃い分子雲ができる。分子雲は,COなどの分子や星間塵(ダスト)に富み,10Kくらいの低温で密度も高いので,恒星形成の場をなす。…

※「恒星進化論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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