ヘーゼル(その他表記)Haeser, Heinrich

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヘーゼル」の意味・わかりやすい解説

ヘーゼル
Haeser, Heinrich

[生]1811.10.15. ローマ
[没]1885.9.13. ブレスラウ(現ポーランド,ウロツワフ)
ドイツの医学者,医学史家。イェナライプチヒグライフスワルト,ブレスラウ各大学教授を歴任。『医史学』 Lehrbuch der Geschichte der Medizin (1875~82) は名著とされている。また尿比重の下2桁の数値にヘーゼル係数 2.33を掛けると,尿 1000ml中の固形物のグラム当量となるというヘーゼル式 H.'s formulaを残している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android