ベステローレン諸島(読み)ベステローレンショトウ(その他表記)Vesterålen

デジタル大辞泉 「ベステローレン諸島」の意味・読み・例文・類語

ベステローレン‐しょとう〔‐シヨタウ〕【ベステローレン諸島】

Vesterålenノルウェー北部西岸の諸島北極圏に位置する。ヒンネイ島、ランゲイ島、アンデヤ島などからなる。タラ漁をはじめとする水産業が盛ん。南側ロフォーテン諸島で、主な島々は橋や海底トンネルを通じて本土と接続する。ベステルオーレン諸島

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ベステローレン諸島」の意味・わかりやすい解説

ベステローレン諸島
べすてろーれんしょとう
Vesterålen

ノルウェー北西部の沿岸、ノルウェー海に浮かぶ島嶼(とうしょ)群のうち、北半部のヒンネイHinnøy島、ランゲイLangøy島、アンデヤAndøya島と、それらの属島を含めた諸島。南半部はロフォーテン諸島とよばれる。周囲の海はノルウェーでもっとも豊かな漁場の一つで、タラ、オヒョウニシンなどがとれる。ヒンネイ島北東部の町ハールスターHarstad(人口2万3177、2002)には、ノルウェー最大のニシン油の精製工場および魚肉工場がある。

[竹内清文]

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