ベゼクリク千仏洞(読み)ベゼクリクせんぶつどう

世界の観光地名がわかる事典 「ベゼクリク千仏洞」の解説

ベゼクリクせんぶつどう【ベゼクリク千仏洞】

中国の新疆(しんきょう)ウイグル自治区、トルファン(吐魯番)市街の東約45km、火焔山(かえんざん)の中腹にある仏教遺跡で、同自治区を代表する石窟(せっくつ)寺院の一つ。この千仏洞は、この地に漢族の高昌国(5~7世紀にシルクロードの中継地として栄えた都市国家)があった6世紀ごろに開削、創建され、その後ウイグル族の支配地になった西ウイグルの時代まで存続した寺院である。この地がすっかりイスラム化した14世紀ごろに廃棄された。現在、57の石窟が残っており、そのうち40の石窟に当時の壁画が残っている。この遺跡から15kmほどのところに、高昌故城がある。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

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