ベニオフ地震計(読み)ベニオフじしんけい

最新 地学事典 「ベニオフ地震計」の解説

ベニオフじしんけい
ベニオフ地震計

Benioff seismograph

H.Benioff(1932)は,初めて変磁束方式の換振器を使った電磁式地震計をつくり,当時としては一桁高い万のオーダーの倍率をもった地震計を得た。米国のパサデナ地震研究所の観測網に用いられて,カリフォルニア周辺の地震群の震源決定に大きな成果をあげた。換振器の固有周期は1secであるが,これに周期0.2secのガルバをつないだ短周期型は5,000~600,000の倍率をもち,世界標準地震計の近地地震観測用として使用されている。ほかに周期70~90secのガルバをつけた長周期型があり,倍率は7,000~10,000である。記録方式はフィルム式と感光紙式の2種がある。参考文献:H.Benioff(1932) Bull. Seism. Soc. Am., Vol.22

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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