…果実の内果皮が苦いニガイチゴR.microphyllus L.f.(イラスト)は,花弁は白色,果実は赤色である。花弁が暗赤色のベニバナイチゴR.vernus Fockeは,本州と北海道の高山に見られ,果実は赤く熟し,北アメリカのsalmonberryと最も似ている植物である。クマが食べるというクマイチゴR.crataegifolius Bunge(イラスト)は,全国いたる所の原野や山地に見られ,花弁は白色,果実は赤色である。…
※「ベニバナイチゴ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...