ベネルクス経済同盟(読み)ベネルクスけいざいどうめい

百科事典マイペディア 「ベネルクス経済同盟」の意味・わかりやすい解説

ベネルクス経済同盟【ベネルクスけいざいどうめい】

1948年ベネルクス3国間で関税同盟として発足対外共通関税設定,3国間の関税を撤廃して経済的統一体の実現をめざした。1960年現在の組織発展,資本・労働力の自由化を実現した。ヨーロッパ共同体EC)の原形とされる。
→関連項目ルクセンブルク(国)

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世界大百科事典(旧版)内のベネルクス経済同盟の言及

【関税同盟】より

…1952年には,フランス,西ドイツ,イタリア,オランダ,ベルギー,ルクセンブルクの6ヵ国によって,ヨーロッパ石炭鉄鋼共同体(ECSC)が設立され,58年までにはECSC内の鉄鋼関税は撤廃され対外関税の調整も完了する。それよりも以前の1948年に,オランダ,ベルギー,ルクセンブルクの3国によって結成された〈ベネルクス関税同盟〉は,58年には〈ベネルクス経済同盟〉に発展していった。ヨーロッパ経済共同体(EEC)は,これらをさらに拡大したものである。…

※「ベネルクス経済同盟」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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