ベヒテレフ(読み)べひてれふ(その他表記)Владимир Михайлович Бехтерев/Vladimir Mihaylovich Behterev

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ベヒテレフ」の意味・わかりやすい解説

ベヒテレフ
べひてれふ
Владимир Михайлович Бехтерев/Vladimir Mihaylovich Behterev
(1857―1927)

ロシア解剖学生理学・心理学・精神医学者。ビャトカに生まれる。ペテルブルグの軍医学校に学ぶ。カザン、のちにペテルブルグ大学教授として、大脳・神経機能に関する解剖・生理学的諸研究、客観的心理学objective psychologyの樹立など広く業績を残した。パブロフ条件反射研究が分泌系についてなされたのに対し、運動系の条件反射の研究を進め、これを通じて回避条件づけの構造を明らかにし反射学reflexologyの代表者となった。精神医学面でも、今日の行動療法萌芽(ほうが)とみられる業績を残している。

小川 隆]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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